世界的ファッションブランド、JIL SANDER(ジル サンダー)とは?徹底解説します!
はい!みなさんこんにちは!ドメス・インポートブランドの紹介や購入品の紹介、服についての小ネタなどを提供するブロガーのしげです!さてさて今回は、JIL SANDER(ジル サンダー)というブランドについてご紹介します。
~今回のテーマ~
- デザイナーは誰が務めているのか?
- ブランドの設立年、特徴、歴史、評判はどうなのか?
- コレクションピースを紹介!
- アイコニックなアイテム、おすすめのアイテムを紹介!
- 価格帯はどれくらいなのか?
- 挑戦したい方へ!取扱店舗はどこなのか?
JIL SANDER(ジル サンダー)のデザイナー
創業者、JIL SANDER(ジル サンダー)さんについて
JIL SANDER(ジル サンダー)の創業者はjilsander( ジル サンダー、本名はハイデリー・イリーネ・ザンダー)さんです。
jilsanderさんは、1943年にドイツのハンブルグ生まれで生まれました。
ドイツといえば職人気質で頑固な方が多いイメージの強い国ですね。
jilsanderさんも、こだわりの強い職人気質で無骨でシンプルなものを好む方だったそうです。
そんなことから、”鉄の女”というあだ名があったそうです。
ドイツのハンブルクのクレフェルト・スクール・オブ・テキスタイル専門学校を卒業後、アメリカのカルフォルニア大学に2年間在学しました。
その後は、ニューヨークで雑誌社に勤務し、「マッコールズ(McCall’s)」、「コンスタンツ」などの女性誌のファッションジャーナリストを経て、帰国し、1968年にハンブルクにブティックを開設したそうです。
現在、デザイナーを務めているのは。
現在、JIL SANDER(ジル サンダー)のデザイナーを務めているのは、夫婦であるルーシー・メイヤーさんと、 ルーク・メイヤーさんです。
ルーシー・メイヤーさんについて
ルーシー・メイヤーさんは、スイス生まれです。
イタリアのフィレンツェでマーケティング、パリでデザインとファッションについて学びました。
その後は、louis vuitton(ルイヴィトン)で5年間のデザインチームでキャリアを積み、Balenciaga(バレンシアガ)でニコラ ジェスキエールの元で活躍しています。
Rafsimonsにも認められたといわれています。
ルーク・メイヤーさんについて
ルーク・メイヤーさんは、アメリカの名門であるジョージタウン大学でファイナンスと国際ビジネスを学んだ後、イギリスに渡り、オックスフォード大学で経営学を専攻していました。
その後、ニューヨークのFIT(ファッション工科大学)に通っています。
その後は、メンズのブランドであるOAMC(オーエーエムシー)を設立しています。
OAMC(オーエーエムシー)についての記事もございます。ぜひ合わせてお読みください。
JIL SANDER(ジル サンダー)の特徴、歴史、評判について
ブランド設立年
JIL SANDER(ジル サンダー)は1968年より設立された、インポートブランドです。
かなり歴史の長いブランドですね。
ブランドの歴史
1968年に設立された JIL SANDER(ジル サンダー) ですが、現時点で約5,60年の長い歴史があります。
その長い年月の中でどのような物語があったのか、紐解いていこうと思います。
1973年 パリにて、プレタポルテ・コレクションにデビューしました。
その後1980年にパリから撤退し1985年からは、ミラノで活動し、1987年よりミラノコレクションに参加しました。
1999年に、ひとつ大きな出来事が起こりました。
それは、プラダグループがブランドの絶頂期にジル サンダー社の株式75%を取得するかたちでブランドを買収したことです。
このことによって、原材料費の削減など、コストを第一に考えることを推奨されましたが、先ほども言ったようにデザイナーであるジルサンダーさんは、頑固でこだわりの強い職人気質な方だったので、品質は絶対に下げたくなかったようです。
そこで、プラダグループとJIL SANDERさんが対立し、
2000年に、ジルサンダーさんがブランドを去る形になりました。
その後、新しく、クリエイティブ・ディレクターとしてミラン ヴィクミロビッチさんが就任しました。
ミラン ヴィクミロビッチさんは、GUCCI(グッチ)のデザイナーを務めた経験のある方です。
2003年には、プラダグループからの呼びかけで、JIL SANDERさんがブランドのデザイナーに復帰しましたが、翌年の2004年に再びプラダグループとの不仲のためブランドを去りました。
翌年2005年には、ラフシモンズさんが JIL SANDER(ジル サンダー)のクリエイティブディレクターとして就任しています。
2012-13年秋冬コレクションを最後にラフシモンズさんがクリエイティブディレクターを辞任することが発表されました。
後任には創業者のジルサンダーさんが復帰することになりましたが、2014年春夏のコレクションをもって、ジルサンダーさんが退任し、その後は、デザインチームがブランドを引き継ぐこととになりました。
2014年に、新クリエイティブディレクターとして、ロドルフォパリアルンガさんが就任します。2015年春夏コレクションで初のクリエイションを手がけました。
2017年にロドルフォ・パリアンガさんが退任し、後任として、現在のデザイナーを務めている、ルーシーメイヤーさんとルークメイヤーさん夫妻が就任しました。
JIL SANDER(ジル サンダー)が発表したコレクション。
20AW
20SS
19AW
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